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「そろそろ始まっているかな?」「今年はどうなのかしら」 そんな期待と不安を抱きながら、私達はニセコ山系のイワオヌプリ周辺を歩くことにした。2019年10月1日午前7時30分、五色温泉インフォメーションセンター前の駐車場に到着。途中の道路沿いからはイワオヌプリが輝いて見えていた。
まだ時間が早いせいか数台の車がとまっているだけの静けさだった。早速装備を整えて橋を渡って散策路を進んで行く、午前7時40分。散策路脇のお花畑の秋色をカメラにおさめて~急な石段を登って行く。歩き始めと言うこともあるがこれが結構辛いのだ。それでも足元にドライフラワー状のヤマハハコやツバメオモトの果実などに癒されながら歩を進める。


道路沿いから見たイワオヌプリ


インフォメーションセンター横の橋を渡って


散策路を行く


散策路沿いのお花畑



ドライフラワー状のヤマハハコ


ツバメオモトの果実

やっと登り切って入山ポストのある登山口となる。目の前に見上げる角度の長い階段が目に飛び込んで来る。何度も登っているので要領は心得ているが、初めて登る人にとってはプレッシャーを感じる場面でもあるだろう。急な階段を登り切って~ゆるやかな灌木帯を進んで行く。足元にはマイヅルソウやツルリンドウの果実があちこちに、そして先日樽前山でも見たエゾオヤマノリンドウがここでも見られた。

途中で一旦ベンチのある裸地に出る、休憩ポイントだ。ザックを下して水分補給。「暑いね」そう言いながらアウターを脱ぐ。この日の天気は予報通りの晴れ、気温もそこそこ上がっていてしかも風が弱い~絶好の登山日和である。

ガンコウランやシラタマノキの果実をカメラにおさめて~周辺のミネカエデの黄葉に包まれながら、更に歩を進めて行く。大沼方面への分岐の手前の裸地に出た。「わあ~きれいだよ」目の前のイワオヌプリの斜面には見事な秋色が広がっていた。「いいね~」うれしくなって何度もシャッターを押す。


入山ポストの先の急な階段


ゆるやかな灌木帯を進む


マイヅルソウの果実


まだ咲いていたエゾオヤマノリンドウ


オオカメノキの果実

ツルリンドウの果実


一旦、ベンチのある裸地に出る




ガンコウランの果実


シラタマノキの果実


大沼方面への分岐手前の裸地付近は見事な秋色に包まれていた





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