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大沼方面への分岐を左に分けて、まずはイワオヌプリへ向かった。少し登ると視界が開けて、紅葉の奥に遠く霞む昆布岳や手前に紅葉を配してニセコアンヌプリが見えていた。急な岩れきの斜面を慎重に登って行く。ふっと立ち止まり~振り返ると秋色に染まるニトヌプリと小イワオヌプリが目に飛び込んで来る。ニトヌプリとのコル付近のこの時期ならではの美しさに~ちょっとズームしながらファインダーを覗いた。


大沼方面への分岐を左に分けて


紅葉の奥に遠く霞む昆布岳方面


手前に紅葉を配してニセコアンヌプリ


急な岩れきの斜面を登る


左にニトヌプリ、右手前に小イワオヌプリ


ニトヌプリとのコル付近をズームで

急斜面を登り切ってクレーター縁に出る。そのまま時計回りで稜線を登って行く。振り返ると眼下のクレータの奥に昆布岳がうっすらと見えていた。高度が上がるにつれてぐんぐんと視界が広がって来る。ニトヌプリや小イワオヌプリはもちろんだが、眼下に大沼や硫黄鉱山跡、遠くチセヌプリや岩内岳、目国内岳も確認出来る。さらにワイスホルンへと続く光景に圧倒されるところだ。


クレーター縁に出る


クレーター縁を巡る稜線を登って行く


眼下にクレーターと奥に遠く昆布岳




眼下に大沼や鉱山跡周辺、後方左にチセヌプリ、奥に目国内岳や岩内岳


大沼と鉱山跡付近をズーム


ワイスホルン方面

稜線を登り切って、90度方向転換。火山灰に覆われた平坦地を山頂に向かって行く。このあたりは視界が良い時には全く問題ないが~霧に巻かれた時には本当に怖いと思う。気軽に登れる山ではあるがやはり気を緩めずにコンパスや地図、GPSなどは持参したい。
9時15分、イワオヌプリの山頂へ。鉄製の標識にイワオヌプリと刻まれただけのものだが、これもまた味があっていいかな~と思うのは私だけか。目の前にはニセコアンヌプリが大きく聳えることになる。

ザックを下し大休止、さすがに遮るものの無い山頂はやや風が吹いていた。軽食を頬張り、ミネラルドリンクを飲んですぐに下山開始だ。火山灰地の斜面、滑りやすい足元に注意しながら下って行く。前方にはニトヌプリと小イワオヌプリが見えているので、下山方向的には安心だ。


奥にニセコアンヌプリを見ながらイワオヌプリ山頂に向かって


イワオヌプリ



目の前に大きくニセコアンヌプリが


火山灰に覆われた斜面を下って行く

ニトヌプリと奥にチセヌプリを見ながら

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