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7時45分、黒岳の山頂に立った。7合目登山口から1時間10分、私達にとっては出色のタイムだ。次々と登って来る人達に押し上げられるように登って来た成果?とも言える。いつもの花々の写真を撮りながらの山行に比べての話しである。

山頂では期待通りの広大な展望が待っていた。前方にお鉢平を囲む山々、そして烏帽子岳の北斜面と見下ろす沢の奥に紅葉の輝きを見る。遠く広がるシルエットは武利岳、武華山、クマネシリ山塊、さらに奥には阿寒の山々も確認出来た。そんな光景を目にしながらオニギリを頬張り水分補給、至福のひと時を満喫することになる。

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白雲岳、北海岳、旭岳方面

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烏帽子岳の北斜面の紅葉

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眼下の紅葉をズームしてみる

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左に武利岳、武華山  右奥にクマネシリ山塊、遥か中央奥には阿寒の山々も見えていた

黒岳からポン黒岳に向かって下って行く。ここからは黒岳への登山道脇とは一変してハイマツの緑とウラシマツツジやクロマメノキの紅葉が斜面を彩ることになる。やがて眼下に黒岳石室が見えて来て~その周辺の秋の彩りは私のお気に入りのロケーションでもある。

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ポン黒岳に向かって下る

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眼下に見える黒岳石室周辺の紅葉が美しい

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ハイマツとウラシマツツジ、クロマメノキ

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ウラシマツツジ(おばさん撮影)

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左奥に北鎮岳、中央に凌雲岳、右奥に上川岳

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今回の山行は、黒岳に登って石室まで~そして美ヶ原と雲ノ平を気の向くまま歩こうと決めていた。私は紅葉模様の撮影に奔走?し、おばさんは小動物との出会いを楽しむ。「会えたよ!」、おばさんはなんとかナキウサギに会えてうれしそうに言う。エゾシマリスはハイマツに乗ってくれたりポーズをとってくれたりと~見た目は愛嬌たっぷりだ。しかし現実は、これから訪れる厳しい冬に備えて(冬眠)大忙しなのだろう。美ヶ原方面に少し足を延ばして写真撮影、その後は石室に戻って小休止だ。

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ヒースのお花畑にナキウサギ(おばさん撮影)

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エゾシマリス(おばさん撮影)

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ハイマツに乗って?くれて(おばさん撮影)

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近くでポーズを?とってくれて(おばさん撮影)

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美ヶ原にて

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美ヶ原の紅葉

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