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2018年5月20日(日)。早朝に札幌を出発~伊達紋別岳の登山口に着いたのは8時少し前。日曜日とあって駐車場は既にほぼ満車状態だった。「今日は賑わっているようね」「この天気だからね~」、空きスペースを見つけて早速装備を整える。道路を渡って案内板に導かれながら、満開の桜の下を進んで行く。ひと登りして入山ポストにサイン、ほどなく1合目となり~トドマツ林へと入って行く。

トドマツ林を抜けると強い陽射しが一気に照り付けた。「暑くなるかもなぁ」そう思いながらカシワ林に囲まれた明るい尾根路をゆっくりと進んで行く。このあたりは早春の頃にはスミレが多く見られて楽しいところだが、さすがに終盤を迎えていて~ところどころにその姿を見る程度であった。代わってフデリンドウがポツポツと見られ、コウライテンナンショウも咲き始めていた。

草分け神社跡を左に見てさらにひと登りで3合目の一望台に到着だ。木々の間から洞爺湖方面がクッキリとした輪郭で見えていた。「今日はすごい展望のようだね」「ここでこんなに見えるのは久しぶりだわ」

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満開の桜に囲まれて

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1合目のトドマツ林
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明るいカシワ林の尾根路

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草分け神社跡を左に見て

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3合目の一望台

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コウライテンナンショウ

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フデリンドウ

3合目からは小さなアップダウンを繰り返しながら高度を上げて行く。足元に咲くシラネアオイが優しく迎えてくれる。そんな尾根路は木々に囲まれてスッキリとした展望は得られないが・・・その木々が美しい。眩い新緑に囲まれることになったのだ。この時期限定とも言える春紅葉が周辺を包み込む。「あぁ~綺麗だなぁ~」、「あっ、ほら桜よ」、「ここから羊蹄山が見える・・・」、手前に木々を配しながら見える白い羊蹄山がひと際美しい。オオカメノキもいい感じで咲いていた。

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新緑眩い尾根路を行く

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登山道脇にはシラネアオイが咲く

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春紅葉が美しい

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眼下に桜が咲いていた

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木々の間から羊蹄山を望む

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オオカメノキの奥に・・・

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ミヤマエンレイソウ

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オオタチツボスミレ

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タチツボスミレ

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クルマバツクバネソウ

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