title

外輪山に飛び出すとさすがにこの時期らしく~弱いながらも冷たい風が吹いていた。柵に沿って展望台に向かって進んで行く。展望台の手前は広い草地になっていて、なかなか良い雰囲気である。ほどなくして南外輪山に到着。あちこちに休憩スペースをみつけて登山者が寛いでいた。

やや霞んだ印象はあるものの、洞爺湖や奥に山裾だけが霞んで見える羊蹄山。西山を挟んで昆布岳やニセコ連山が広がる。もちろん目の前には荒々しい姿で有珠山を構成する山々が鎮座している。視線を移すと遠く室蘭岳やオロフレ山方面、眼下には有珠町市街や洞爺湖町市街が見えている。そんな光景をカメラにおさめて、私達もゆっくりと大休止だ。


1
外輪山遊歩道を行く

2
展望台手前の広い草地

3

4
手前に洞爺湖、その奥の羊蹄山は山裾だけが霞んで見えていた

5
手前の西山を挟んで左後方に昆布岳、右後方にニセコ連山
画像クリックで幅1024ピクセルのパノラマ画像表示

6
小有珠、有珠新山

7
オガリ山と銀沼火口
画像クリックで幅1024ピクセルのパノラマ画像表示

8
室蘭岳方面

9
有珠町市街

10
洞爺湖町市街

「そろそろ下りようか」、私達は伊達市街を見下ろしながら外輪山を下り始めた。「こんにちは~」「どうも」「ありがとうございます」、次から次へと登って来る人達とすれ違う。日曜日、しかも好天、まだ夏道として登る山が限られていることもあるが、この日の有珠山は大勢の登山者で賑わっていた。

有珠山を下山してから、周辺の花めぐりを楽しんだ。ヒナスミレやカタクリなどが色鮮やかに私達を迎えてくれた。こうして~私達の今シーズンの「花めぐり」「山登り」が始まりを告げた。


11

12
外輪山から伊達市街を見ながら下山

13
ヒナスミレ
14

15
フラサバソウ

16
ヒメアマナ

17_1
エゾアオイスミレ
17

18
カタクリ

コースタイムは参考になりませんので省略します。
2015年4月25日に登った山行レポートはこちらから

登山ものがたりへ HOME