広い高気圧に覆われて安定した天気が続いていた。2016年8月11日は「山の日」、私達は神居尻山に登ることにした。午前7時過ぎにBコースの駐車場に到着、まだ先行者は少ないようである。早速装備を整えてBコースの登山口をスタート、7時25分。
歩き始めてほどなく登山道脇にオオヤマサギソウを見つけた。この時期にはあちこちで見かけるラン科の花である。その咲きっぷりに注目してカメラを向けた。同じラン科の花で咲き始めたばかりのエゾスズランは今季初撮りであった。
そうこうするうちに、お待ちかね?の階段登りが始まった。Bコースと今回下りで歩くCコースではそれが延々と続くことになる。すぐに汗が噴き出して来て~時々立ち止まり水分補給をしながら汗を拭う。
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Bコース登山口
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階段登りが続く |
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オオヤマサギソウ |
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エゾスズラン
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ツルリンドウ
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オオカメノキの果実
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登山道脇に見るオオカメノキの果実や美しいエゾアジサイに、なんとなく夏山シーズンの終盤を感じながら急な斜面を登り切って標高約700mほどの尾根に出る。視界が開けて一気に強い陽射しが照り付けた。「暑いぞ~」そう言いながらザックを下して冷たいミネラルドリンクを飲み干す。
青空の下に遠く増毛山地を見て、立ち上がり842mピークに向かってなだらかな尾根を進んで行く。この頃から私達の周りをアブがまとわりつき始めた。「虫、無視・・・」などと受けない洒落を思い浮かべながら歩を進めるのだが、それはまだほんの序曲であったことをCコース下山時に知ることになる。
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標高約700mの尾根に飛び出す
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増毛山地の山々
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842mピークに向かって
画像クリックで幅1024ピクセルのパノラマ画像表示
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ツルニンジン
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ウツボグサ
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エゾアジサイ
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ミヤマアキノキリンソウ |