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徐々に高度が上がるにつれて視界が一段と広がって来た。遠く石狩湾の奥に見えるているのは札幌近郊の山々だろうか。きっと向こう側に登っている人達も「あれが樺戸山地だっ」と叫んでいるに違いない。

一気に842mピークに立つ。頂上へと続く崖の縁に刻まれた登山道と~さらに続く荒々しい山容が目の前に展開されて思わず息を飲むところだ。そんな光景とは対照的に、登って来た尾根の奥に見える増毛山地が美しい。ここはBコースとCコースの合流地点であり、ベンチもあってほとんどの登山者が休憩するポイントでもある。

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842mピークに向かって

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遠く札幌近郊の山々

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842mピークへ

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荒々しい山容に圧倒されて
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登って来た尾根の彼方に増毛山地を望む

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ヤマハハコ
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ナガバキタアザミ

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ナガバキタアザミ

クルマユリ

「行こうか」ザックを担ぎあげて~いよいよ目の前に続く急な登山道に向かって行く。右側はすっぱりと切れ落ちた崖である。登山道はその縁に刻まれていて~しかも階段登りだ。ゆっくりと慎重に歩を進めて行く。

「あっ、咲き始めてるよっ」おばさんが登山道脇に咲くエゾノホソバトリカブトを指差していた。私はしゃがみ込みながらカメラを向けた。この頃になると登って来る人達も多くなってきた。「どうぞお先に」、私達は花々を楽しみながらのゆったりペースだから、後続の方々に先に行ってもらうことになる。

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いよいよ頂上に向かって

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崖縁に刻まれた急な登山道(階段)を登って行く

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ヨツバヒヨドリ

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ウメバチソウ

ハイオトギリ

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エゾノホソバトリカブト
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