title

時間が早いせいもあってまだ人影は少ない。野鳥の囀りが周囲を包み込む。登山道脇にある距離表示板が新しくなっていた。「あと1.5km」地点の野鳥のイラストは?以前はクマゲラだったのだが・・・新しい表示板もデフォルメされて描かれたクマゲラなのだろうか? 「あと1.0km」地点のイラストは可愛いウサギだった。どちらも見ていて何となく微笑ましい。

そんな表示板を見てひと登り、道路を横切って「上り口」の標識に導かれ~急斜面を小さなジグを切りながら登って~やがて登山道は大きくジグを切って外輪山へと向かう。登山道脇にバッコヤナギの花が咲いていた。

1

2 3
新しくなった可愛い距離表示板 この鳥はクマゲラ? これはウサギさんでしょう

4
道路を横切って

5
大きくジグを切りながら

6

7
バッコヤナギの花が美しい

南側(海側)の視界がどんどん広がって来るとひと登りで外輪山に出る。さすがにちょっと冷たい風が吹いていた。なだらかな外輪山遊歩道を左へ進み広い草地に出ると~遠くに白く光る羊蹄山が頭を出していた。「こりゃあ凄い展望が期待出来そうだな」私はそう確信しながらおばさんの後を追う。

8

9
海側の視界が開けて

10
外輪山遊歩道を行く

11
広い草地の右奥に白く光る羊蹄山

午前9時20分、南外輪山展望台に到着した。目の前には小有珠、有珠新山、オガリ山と続く有珠山がどっしりと鎮座し、見下ろすと銀沼火口、更に遠くには室蘭岳や稀府岳、ちょっと特定するのが難しい伊達紋別岳が見えていた。

ところで、ここの展望台標識も新しくなったようだが右端に「473m」と書かれている。これは何を意味するものなのか?外輪山の遊歩道の長さなのだろか? ちなみにこの地点の標高を地図で見ると531mである。

11

12
小有珠、有珠新山

13
オガリ山と銀沼火口
画像クリックで幅1024ピクセルのパノラマ画像表示

14
遠く室蘭岳や稀府岳、伊達紋別岳が見えていた

登山ものがたりへ 次のページ HOME