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2013年7月28日早朝、私達は北大雪山の平山の登山口へ立った。今回のメンバーは帯広のyamazさんとakamさん、そして我々の4名である。この日もあまり良くわからない天気予報ではあったが、それほど悪化するようでも無さそうだ。「少々の雨なら雨具を着て」とのyamazさんの言葉に私達も同意?していた。

5時30分、登山口へ到着。「えっ?誰も居ないよ?」日曜日なので結構登っている人たちが居ると思っていたのだが、「このところ天気が悪いからかな〜」 夏休みも始まりいよいよ夏山シーズン本番との思いを強くしている方々も多いことだろう。しかし自然はそんなことは意に介せず?~北海道は連日のように曇りと雨予報が続いていた。
「いい加減に少しは晴れてくれても良さそうだけど・・・」そんな愚痴を言いながら上空を見上げると、意外と青空も見えているし、風も無い。

早速装備を整えて~5時45分、樹林帯に入って行く。支湧別川沿いの登山道、途中で何か所か鉄製の橋を渡ったり、小さなアップダウンを繰り返しながら支流を越えて~

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橋を渡る
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小さな流れを渉り

登山口から約30分で「行雲ノ滝」に到着、額の汗を拭いながらカメラ向けた。さて沢沿いの登山道脇に咲く花々~エゾノレイジンソウやミヤマチドリはちょうど見頃、今季初見のアリドオシラン~まだ開花しているものは少なかったがしゃがみこんでシャッターを押す。ハクセンナズナはちょうど咲き始め、次週あたりが見頃だろうか。

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行雲ノ滝

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ミヤマチドリ
画像クリックでもう一枚

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今季初見のアリドオシラン

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エゾノレイジンソウ

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ハクセンナズナ

更に登って次の滝が「冷涼ノ滝」だ。休憩スペースがあるのでここでザックを下す、ここまで登山口から約40分。まるで流れ落ちる滝を背景にするかのように~オガラバナが咲いていた。「スローシャッターでどうですか?」yamazさんの言葉に挑戦したものの、悲しいかな三脚は無い。結局スローシャッターはあきらめてパチリ~見た目はとても美しいのだが、結構難しい被写体だった。

誰からともなくザックを担ぎ、沢沿いの登山道を進んで行く。一面に咲くオニシモツケ~咲き始めたばかりのエゾクロクモソウを見つけ~綺麗なクロツリバナにカメラを向けて~沢の水分をたっぷりと補給して?輝くフキユキノシタに目を奪われる。

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沢沿いの登山道を行く

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「冷涼ノ滝」を背景にオガラバナが咲いていた

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オニシモツケに囲まれて
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エゾクロクモソウ

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クロツリバナ

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フキユキノシタ
画像クリックで接写画像表示

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         カラマツソウ                                   モミジカラマツ

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