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2013年8月3日早朝、私達はアポイ岳の登山者用駐車場に着いた。今回ご一緒する本州から来られたbergさんは既に出発準備をされていた。bergさんとはネットを通じて知り合い、2009年5月にこのアポイ岳で初対面。その後2010年6月に夕張岳をご一緒していた。bergさんは前日ニペソツ山に登って、今日はアポイ岳に登ってからフェリーで帰路につく予定となっていた。3年ぶりの出会いではあったが、お互い特に気負うわけでもなく挨拶を交わして~入山届けを提出して午前6時55分スタート。

山頂方面は濃いガスに包まれていたが・・・「いや~これから晴れて来るんじゃないですか」私の言葉は自信に満ち溢れていた。しかし~結論から先に言うと・・・ほぼガスに包まれたままの山行になったのである。

暗い樹林帯に浮かぶように咲くクルマユリ、ちょうど二つ花をつけた個体を見つけて早速撮影開始。「こっちからかな~」「ちょっと光が~」そんな調子で・・・咲き始めのオオヤマサギソウを見つけ、ちょうど見頃のハクサンシャクナゲにカメラを向ける

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クルマユリ

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まだ咲き始めのオオヤマサギソウ

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ハクサンシャクナゲ

「結構蒸し暑いですね~」「何かジト~っとして、サウナに入っているみたい」・・・「そうそう、まさにミストサウナですよね」笑いながら額の汗を拭う。

5合目まではあまり花を期待していなかったのだが、アポイ岳で久しぶりに見たシュロソウ、そしてイワツツジの果実やエゾスズランを見つけてザックを下して撮影タイム。「こんなに綺麗なエゾスズランは珍しいな~」bergさんが言う。エゾスズランの花は傷みやすくて全ての花が綺麗に咲いている個体に出会う機会は少ない。葉がとても綺麗なイチヤクソウが咲いていた。

8時30分、5合目の山小屋に到着。ここには二つのトイレブースが設置されていた。

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シュロソウ

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エゾスズラン

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イワツツジの果実

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イチヤクソウ

   
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5合目の山小屋へ

5合目に2基設置されていたトイレブースはこちら

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