3月4日にホロホロ山北西尾根から見えた竹山、「そうだ、しばらく登っていないなぁ。今シーズンは行ってみようか」そう思っていた。広い雪原と羊蹄山や尻別岳、そして札幌近郊の山々が遠く広がる、天気さえ良ければ気持ちの良い山行になる。 「竹山」、ルスツリゾートスキー場である貫気別山の南に位置する標高940mの山である。スタート地点は、国道230号線を進み留寿都村の泉川から登延頃川沿いの道に入り約4kmのほぼ最終除雪地点である。大きな農免道路の看板が立っていて駐車スペースもある。 2012年3月16日、この日も抜けるような青空が広がっていた。早速装備を整えてスタート、08時15分。すぐ先の民家跡までは除雪されていた、その先にはスノーモービルと思われるトレースが続いていた。サクサクと歩きやすい農道を進んで行く。振り返ると白い山塊が見えて来る、無意根山等である。 農道歩きも野鳥の囀りやアニマルトラックを楽しみながら歩いているとあまり気にならない。スタート地点から約2.5kmほど進んだ農道が大きくカーブする地点から尾根に取付く。(ここまで約1時間) |
スタート地点 |
うっすらとスノーモービルのトレースがあった |
振り返ると無意根山が・・・ |
この先で農道は大きくカーブする |
尾根取付き |
方向を定めて木々の間を抜けるように斜面を登って行く。軽いラッセル、日射しが差し込む樹林帯は美しい。標高差80mほどを登りきると樹林帯を抜けて目の前には真っ白な雪原が広がる。 |
樹林帯を抜けると真っ白な雪原が広がり・・・ |
「わぁ〜〜〜」思わず叫ばずにはいられない光景が一気に広がる。前方には竹山へと続く真っ白な雪原、そして羊蹄山と尻別岳が寄り添うように聳え立ち、すぐ隣りには貫気別山。さらに振り返ると遠く札幌近郊の山々がまさしくパノラマ的に視界に飛び込んで来る。そんな光景に包まれながら飲み干すミネラルドリンクは格別の味である。「さあ、これからだぞっ」気合を入れなおして雪原散歩の始まりだ。 |
前方に竹山を見ながら |
羊蹄山と尻別岳 |
貫気別山 |
札幌近郊の山々 |
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