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10月8日に伊達紋別岳に登った私達は、そのまま室蘭へ移動して道の駅で車中泊、翌日は室蘭岳を目指した。2012年10月9日午前7時30分、だんパラスキー場下の駐車場をスタート〜この日も抜けるような青空が広がっていた。最近は2日連続の山行はほとんどしないのだが、残り少ない夏山シーズンを好天の下で楽しみたかった。
野鳥の囀りに包まれながら白鳥ヒュッテへ向かって進んで行く。「あっ、エナガちゃん」おばさんが叫んで立ち止まる。高い木の上にエナガの群れが飛び交っていた。やっと近くの枝にとまったところで、間髪をいれずおばさんはシャッターを押す。
約10分ほどで白鳥ヒュッテに到着〜入山届けを記入してヒュッテ横から沢に向かって下って行く。今回のコースは登りは西尾根コース、下りは夏道コース(南尾根)とした。沢は水量も少なく飛び石伝いで問題無く渡る。

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駐車場から白鳥ヒュッテへ(登山口)向かって

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シマエナガ(おばさん撮影)

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白鳥ヒュッテ

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ヒュッテの横から沢へ向かう

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渡渉地点

西尾根コースは2000年の12月に雪を踏みしめながら登ったのと、その翌年に水元沢コースから登ってカムイヌプリ→室蘭岳→西尾根下山で歩いた時以来であった。もうひと昔も前のことだから、今回の山行は結構新鮮だった。
沢からひと登りで傾斜が緩み、木漏れ日を受けながら静かな樹林帯を進んで行く。樹林帯を抜けると一面背の低い笹に覆われた急な尾根路となる。「こんなにきつかったかなぁ〜」などとちょっとぼやく。秋の日射しをいっぱい受けて歩ける心地良さ、そして眼下に広がる室蘭市街、「何だか昨日の伊達紋別岳に似た雰囲気だよね」そう言いながらちょっと一休み、額の汗を拭う。単独の女性が足早に抜き去って行く。

右に南尾根から続く山頂部を見ながら825mピークへ、9時ちょうど。駐車場をスタートしてから既に1時間半もたっていたが、途中で野鳥観察をしたり、遠望を楽しんだりと横道登山?とでも言える山行だから致し方ないところだろう。

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急斜面を登って行く

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眼下に室蘭市街を見ながら

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室蘭市街

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右に山頂部を見ながら進む

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825mピークへ

825mピークからは前方に反射板を見ながら一旦下り、855mピークへと向かう。標高差はあまり無いので見た目よりも辛い登りでは無い。そのコル手前からは羊蹄山とニセコアンヌプリが見えていた。一面笹に覆われた尾根ではあるが、登山道は大変良く整備されていた。足元にツルリンドウの果実を見つけてカメラを向けた。

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前方に反射板を見て

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奥に羊蹄山とニセコアンヌプリ

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良く整備された笹尾根を行く

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ツルリンドウの果実

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