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山頂で水分補給しながら小休止していると、単独の男性が登って来た。「こんにちは、地図を落としませんでしたか?」、「えっと〜」私は念のため自分の地図を確認した「ありますね」。「そうですか、私と同じでジプロックに入ってるんですがね」「あっ、私もほらっ、ジプロックに入れてますよ」。
「それにしても今日は良い天気ですね、風も無いし〜静かだし〜この山でこんな日なんてめったに無いでしょう」「そう、本当にそうですね。今日は最高ですよ」。その単独の男性は1263m標高点から滑り降りてそれから白井岳に登り、朝里岳沢に下りると言う。地図を見ながら説明していただいた。「すごいですね〜私達はこの先の余市岳の手前まで行って、飛行場散歩です」、「それでは」と単独の男性は先に進んで行った。
程なく、私達も余市岳を見ながら歩き始めた。遠くに広がる積丹半島に連なる山々、積丹岳や余別岳方面はちょっと霞んでいたが、大黒山や八内岳、稲穂嶺や銀山なども見えている筈である。ニセコ連峰をズームしてみると〜ニセコアンヌプリから雷電山へと連なる見覚えのある山々が確認出来た。

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遠く積丹半島に連なる山々

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余市岳を見ながら飛行場を行く・・・  前方に先行する単独の男性の姿が小さく見える

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雪原の向こうに余市岳と、奥にニセコ連峰

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ニセコ連峰をズーム  ニセコアンヌプリ、イワオヌプリ、チセヌプリ、目国内岳、雷電山等

なだらかで広大な雪原(通称:飛行場)を進んで行く。やがてキロロスキー場から来る人達の姿が見え始め〜余市岳はぐんと迫って来る。朝里岳から約2.2km、約50分の雪原散歩で標高約1300mの私達の目標地点に到着した。

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余市岳めがけて進む

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余市岳が一段と迫って来る

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目標地点に立つ

目の前には余市岳が一段と大きく迫り〜斜面を登って行く人達の姿が豆粒のように散らばり〜そして、余市岳の東斜面に(斜度は30度を越えるのでは)描かれたシュプール、そしてちょうど滑り降りて行く人が小さく見えて「おぉ〜〜〜」と歓声をあげる訳であり・・・

視線を移せば、無意根山と中岳が聳え立ち〜良く目を凝らして手前を見ると長尾山から無意根千尺、大沼山へと続く稜線が確認できる訳であり、遠く尻別岳が霞み〜その手前には美比内山が見え〜意外とおとなしく?見える定山渓天狗岳が頭を出し〜遠く札幌岳方面がやや霞む。さらに白井岳〜定山渓天狗岳、烏帽子岳方面が見える場所まで移動してカメラを向けた。

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余市岳

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余市岳の東斜面に描かれたシュプール  中央に小さく滑っている人が・・・

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無意根山と中岳  長尾山から無意根千尺、大沼山と続く稜線はあまり目立たない

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奥に尻別岳が霞む、 その手前に美比内山

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左に定山渓天狗岳  奥は札幌岳方面

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左に白井岳、右に定山渓天狗岳 そして奥に神威岳と烏帽子岳が見える

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