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イチャンコッペ山に登った翌日〜2011年10月30日、私達は塩谷丸山を目指した。とにかくこのところポカポカ陽気の好天が続いていた。こんなチャンスを逃す手は無い、とばかりに連日の山行となったのである。JR塩谷丸山駅の駐車場をスタート地点とした。一般的には登山口から300mほど手前の最終人家周辺路上脇に駐車している方々が多いようだが、のんびりと塩谷の住宅街を歩きながら登山口へ向かうのがちょうど準備運動にもなって良い。距離的にも1kmほどである。

装備を整え8時15分スタート、JRの踏切を渡ろうとすると・・・遮断機が下りてちょうど列車が通過して来た。たまにはこんな写真も〜とカメラにおさめる。野鳥の囀りや、住宅脇に咲く花々を楽しみながら25分ほどかけて登山口へ。入山届に記入する、すでにもう先行されている方々がいるようだ。木々に囲まれたなだらかな斜面をゆったりと登って行く、登山道脇にツルリンドウやサイハイランの果実を見つけてしゃがみこむ。

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函館本線の踏切を渡る

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登山口

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ツルリンドウの果実とサイハイランの果実

木々の間から秋の日射しをうけ〜落葉を踏みしめ〜すっかり晩秋の装いの登山道を登って行く。標高300mを越えるころから徐々に傾斜が増してきて〜やがて大きくジグを切りながらの急斜面の登りとなる。標高差100mほどの今回の山行で一番汗をかくところだ。そうそう、その「汗」なのだが、この日は日射しもある程度感じられるし風も無く〜登っていると汗ばんで来るほどだった。

急斜面を登りきると笹に覆われた台地に飛び出す。前方には山頂部が見えて来るが、背丈ほどもある笹の刈り分け道のため遠望はきかない。

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大きくジグを切りながら急斜面を登って行く

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前方に山頂が見えて来た

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背丈を越える笹の刈り分け道

途中で反射板を見て〜なだらかな台地を進んで行く。山頂部の小さな岩塔が近づくと山頂へはひと登りだ。ツルウメモドキの果実が晩秋の佇まいを一段と感じさせる。10時10分塩谷丸山の山頂に立った、登山口から1時間半だった。山頂では数人の若者がくつろいでいた。私達はそのまま更に奥へ進んだ。

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山頂はもう目の前

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ツルウメモドキ

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塩谷丸山山頂

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山頂の奥へ進む

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