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山々の紅葉もほぼ終わり、夏山シーズンも終わりを迎えつつあり、そして待った無しの冬を迎えるわけで、、、それでも何となく まだ登る事が出来るうちは近場の山々に向ってしまう。毎年のことながら、長い冬を迎えるまでの体調管理?でもある。
近場の山とは言え、やはり天気の良い日にそれなりの展望が楽しめるところを狙ってみる。シーズン始めにつぼ足で登ったイチャ ンコッペ山、今年は登山道 が笹刈りされたと言う。「眼下に支笏湖を見ながら、快適な登山道を歩く」そんなシーン狙いである。

2011年10月29日、私達は国道453号線の支笏湖畔へ抜ける大きなヘアピンカーブの駐車場に立った。ちょっと薄い雲が漂うものの、朝 の日射しが十分感じられる。もちろん湖の対岸には樽前山と風不死岳が見えていた。
すぐに装備を整えて急斜面を登って行く。木々の間からは日差しを受けた恵庭岳が見えていた。「これなら〜展望的にも結構良い かも」ちょっと期待しなが ら登って行く。「快適よね〜」「綺麗に笹刈りされているね〜、大変だったろうな」笹刈りしていただいた方々に感謝しながら進む。

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スタート地点

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いきなりの急登

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木々の間から恵庭岳が

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綺麗に笹刈りされた登山道を行く

登り始めてからほどなく、、、何となく上空からの明かりに変化を感じ始めた。薄い雲に日射しが遮られてきたのである。「う〜〜〜ん、こりゃあクッキリ 青空は無いね」ちょっと残 念ではあったが、振り返る視線の先には支笏湖に浮かぶ風不死岳と樽前山が見えていた。「これだけ見えているんだから、、、」 と自分を納得させた。

登山道脇から小鳥の声が聞こえてきた、「あそこにとまった」「飛んだよっ」「あっちに」、そのたびに立ち止まりカメラをかまえるおばさん、「あ〜〜 被ってる、、、逆光よ〜〜〜」なかなか良い場面にはならないが、とにかく一生懸命シャッターを押す。私は「そっちだ、、、ほらあっちだ」とやかましく指示を出す。それでも〜何と3羽のヒヨドリと一緒にツグミが写っていたのである。これにはビックリだった。

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モラップ山、支笏湖温泉街方面

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支笏湖と風不死岳、樽前山

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反射板のある785mピークを見ながら

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3羽のヒヨドリとツグミ

614mピークと次のピークの北側を巻いて、やがて反射板のある785mピークへの急登となる。高度が上がるにつれて展望はどんどん 広がって来る。左 に恵庭岳と遠く徳舜瞥山とホロホロ山、右に紋別岳、そして支笏湖を背に登るシーンは爽快だ。

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785mピークへの登り

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恵庭岳の山裾の奥に徳舜瞥山とホロホロ山

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紋別岳方面

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支笏湖と風不死岳、樽前山を背に登る

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