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中岳分岐から裾合平に向かって進んで行く。ナナカマドは赤い実だけを残して葉は枯れ落ちていた。中岳の山裾、そして眼下の裾合平、、、チングルマの紅葉はやはりくすんで見えていた。「やっぱり今年はダメなのかしら・・・」そう言いながら下って行く。途中で登って来た男性に聞いてみる「紅葉はどうでしたか?」、「あぁ〜〜ダメ、さっぱしダメ」、追い打ちをかけるような言葉にちょっと肩を落としながら〜登山道脇のコケモモとガンコウランの果実にカメラを向けた。

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裾合平を見下ろす

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ガンコウランとコケモモの果実

熊ケ岳と旭岳の広大な山裾を見ながら〜中岳温泉上部の渓谷を下って行く。「あっ、ほらっ、このあたりの紅葉はこれからじゃない?・・・」「お〜〜〜ほんとだっ〜〜〜あっちの斜面もなかなか良いよっ」、旭岳に登り始めてからやっと紅葉の輝きにふれたうれしさから、何度もシャッターを押す。「これなら、、、裾合平は期待出来るかもしれないぞっ」「そうね!」

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中岳温泉に向かって下って行く

中岳温泉が眼下に見えて来た、数名の人達がくつろいでいるようである。先行するおばさんがその中の男性と話しをしていた。そこには見覚えのある方が・・・「あっ、どうも〜お久しぶりです」、その男性は「老後楽しみ登山」でお馴染みのnagaiさんだった。nagaiさんとは今年の6月に「焼山」でお会いしていた。「まさかここで会うとは思いませんでした、、、確か20日に黒岳から北鎮岳に行ってますよね」「えぇ〜もう大雪山の紅葉はあきらめていたんですが、、、この天気に誘われて〜〜〜ついつい来てしまいました」

私達はここも休まずに〜裾合平に向かった・・・一面に光輝く紅葉を求めて・・・

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眼下に中岳温泉が

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nagaiさんが写っている・・・

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中岳温泉

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裾合平に向かって

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