中央に反射板のある山が銀山 |
2009年も終わろうとしていた。「せっかくの休みだから・・・何処か登りたいね」予報は決して良くなかった。本当は青空の下の樹氷が見たいのが、、、とてもそんな望みは叶いそうにもなかった。「何処にしよう」場所の選定から始めた、あまり遠くなくて比較的低山を条件に・・・「そう言えばまだあの山へは行ってなかったなあ」それは仁木町の「銀山」だった。 2009年12月30日、天気予報では午前中はなんとか持ちそうであった。早朝の札幌を出発して国道5号線で一路仁木町へ向かった。稲穂峠へ入る手前から赤井川方面へ向かう道道を進んで銀山市街に入る。今回のスタート地点は考徳寺奥の最終除雪地点である。 午前8時50分スタート、電柱沿いの除雪されていないなだらかな道を進んで行く。標高160m付近で道は大きくカーブして鳥居沢林道へ向かうが、そのまま進んで尾根に取り付いた、少しだけショートカットになるのだが、木々が混んでいるうえにほどほどの登りでもあり、ひと汗かくことになった。やがて送電線の鉄塔を越えると林道と合流する。 |
除雪されていない電柱沿いの道を進む |
途中からすぐに尾根にとりつき |
送電線の鉄塔が見えてきて |
尾根の西側斜面に沿ったなだらかな林道を進んで行く。この日の天気だが、高曇りで無風である。もちろん他には誰も登っている人はいない。「年末だからね・・・・何かと気ぜわしいし〜こんな時に登っているのは俺たちだけか・・・」苦笑しながら進んで行く。 林道が大きく右へカーブして登りきって左へカーブ(標高約310m)、少し進んで適当な地点から林道と別れ再び尾根に取り付いた。このルート全般に言えることだが目印のテープ等はほとんど無い。 |
なだらかな林道を進む |
標高310m付近で左へカーブしてから尾根へ取りつく |
いよいよ尾根を登って行くことになるのだが、、、、これが結構木々が混んでいて(いわゆるブッシュ)、これを交わしながら登って行く。時々うっすらとスキーのトレースも見うけられたがすぐに消え去って行く。 おばさんがいつも通り先頭で進んで行く。5センチ前後の浅いラッセルだからそれほど苦労は無いのだが、、、右へ左へと木々の間をぬうようにして登って行くは結構堪えるものだ。「休憩しよう〜」ザックを下してミネラル飲料を飲み干す。 |
尾根の下部は木々が混んでいる |
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