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「あれだねっ」やがて山頂部の岩塊が見えて来る。そして登るにつれてさらに傾斜が増して来る、かなりの斜度だ。小さな岩が点在する草付きのである。落石に注意しながら登って行く、もちろん足をとられての転倒にも要注意だ。

今年もキスミレが沢山咲いていた。このキスミレの種類については昨年のレポートにも書いたが、今回はアポイ岳に咲くエゾキスミレのような厚くて光沢のある葉は見られなかった。ちょうどエゾキスミレとトカチスミレの中間タイプとするのが相応しいのかもしれないが・・・良くわからない。
昨年はほとんど葉しか確認出来なかったヒダカイワザクラ、時期的にはまだ少し早かったのかもしれないが、ところどころで可憐な花を見ることが出来た。

急斜面のせいもあるが、花々を楽しみながら〜写真を撮りながらだから、目の前の山頂との距離は遅々として縮まらない。「こっちのが綺麗よっ」「あっ、これは花が痛んでる」「キスミレとのコラボでどうかしら〜♪」

急斜面
急斜面を登る

山頂は目の前
山頂はもう目の前

キスミレ

ヒダカイワザクラ
ヒダカイワザクラ

コラボ
ヒダカイワザクラとキスミレ

キスミレ

午前10時05分、ルチシ山の山頂に立った。登りはじめてから2時間10分、昨年のタイムと比較してもそれほど大差は無い。つまり花を愛でながらのゆったりペースでこのくらいと言うことだ。「わぁ〜〜〜凄いよぅ」歓声があがった。

山頂へ1

山頂へ2

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