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昨年秋に計画したペンケヌーシ岳、林道決壊で中止となり〜それじゃあ花の時期にと狙っていた山だった。yamazさんから計画が入った、今年の暖冬、そして花々の開花時期さらには各々のスケジュール等を考慮して、6月22日に行くことになった。事前に日高森林管理事務所からゲートの鍵を借りて〜交番に登山計画書を提出!準備万端だったのだが、、、どうも空模様が怪しい。日高道の駅を出発しようとするころにはパラパラと雨が降り出した。

今回の山行はyamazさん、koyaさん、akamさん、そして私たちの5名。koyaさんが携帯で雨雲の動きを見る、、、「このままだと雨が降ってきそうですね、、、どうしましょう」「せっかく来たんだからまずは登山口まで行きましょうよ、途中で撤退しても良いんだから」そんなyamazさんの言葉で決定!ペンケヌーシ岳登山口への駐車場まで約20kmほどの林道を走った。林道は良く整備されていて乗用車でも全く問題は無い。

午前7時10分、装備を整えて駐車地点を出発した。目の前に大きな滝を見ながら林道は右へとカーブして行く。そのまま林道沿いに進んで行くと小さな橋?を渡る。渡り終えた地点が登山口と言えそうだ。左側のピンクのリボンに誘われるようにして沢へと入って行く。周囲に咲く花々にさっそくカメラを向けた。

大滝を見ながら
大滝を見ながら進む〜登山口へは作業道に沿って右へ

ノビネチドリ
ノビネチドリ

キバコマ
キバナノコマノツメ

ハクサンチドリ
ハクサンチドリ

沢へ向かう
沢へ向かう

今回の足元は全員沢装備である。沢は雪解け水を含んでまずまずの水量であった、久々の沢登りにおばさんはちょっと楽しそうに登って行く。苔むした岩もあるし登山靴で登ることは出来るかもしれないが沢靴の方が圧倒的に有利である。私たちは一応ザックに夏靴も入れておいたが結局最後まで沢靴で登った。

私は沢登りについてはあまり良く知らない、と言うか山に登るために必要な時にしか沢には向かわない、要するに沢はほとんど初心者である。沢の右岸、左岸と見渡すと結構リボンがぶら下がっている。踏み跡もしっかり出来ていて本格的な沢登りをする人にとっては物足りないことになるのだろうか〜

沢登り1

沢登り2

急斜面の沢をグイグイと登って行くともう雨のことは忘れていた、いやほとんど雨は降っていなかった。少し斜度が落ち着いてくると作業道を横切る、ここまで約1時間。すぐにまた沢へと入って行く。水量はぐんと減ってきて段々と沢も狭くなって来る。標高1500mを超えると沢源頭部へ、視界が開けて見上げると雪渓が横たわっていた、稜線までもう少しである。

「どうやらこのまま行けそうですね」「雨も降っていないし〜行きましょう」、沢を登りきってほっとしながら大休止である。これから咲き始めるだろう高山植物の葉を見ながら〜〜〜そしてちょっと咲き始めたキバナシャクナゲにカメラを向ける。

水量が少なくなってきて

稜線直下

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