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シャクナゲ岳の北側に位置するピークに向かって進んで行く。やがてシャクナゲ岳が視線の先に入って来る。そしてさらに進んで行くと眼下にシャクナゲ沼を見ることになる。ここまで来るとやっと目指す山が近づいた気がする。
実はこのコースは9年前にも歩いていたのだが、その時には前日まで降った雨でシャクナゲ沼が増水して登山道まで溢れ〜ここで引き返していた。どうやら今回は無事通過出来そうである。

登り

シャクナゲ岳が見えてくる
シャクナゲ岳が見えてくる

シャクナゲ沼
シャクナゲ岳とシャクナゲ沼

さて、シャクナゲ沼に向かって下って行くのだが〜〜〜またまた行く手を阻む大小の岩石〜すり抜け飛び越え〜交しながら「まったくぅ〜〜〜こんなに歩きづらかったかなぁ〜」、9年と言う時の経過がそう感じさせるのか・・・
沼のほとりに下り立った。水面の向こうに小さく目国内岳が姿を見せる〜撮影ポイントなのだが・・・さざ波のたつ水面がちょっと効果を下げてしまう。休憩しながらシャクナゲ岳を見上げる・・・登って行く人たちの姿が見えている。

下る

沼へ下りて

沼のほとりを

シャクナゲ沼
シャクナゲ沼

沼のほとりからは〜また大小の岩石が・・・「こんにちは〜〜〜」男性親子とすれ違う、お子さんは小学生くらいだろうか〜何なく岩の間をすり抜けて行く。その身軽さに羨望のまなざし?をなげかけながら、シャクナゲ岳への分岐に立った。

標識には「0.2km」、「残り200mです、けど。。。ここからはちょっとした岩登りです、足場も悪いですから」おばさんも私もカメラをザックにしまいこんだ。「それでは行きます」私が先頭で登った。すぐに岩が行く手を阻む、まさに両手両足を使った登りである。「こんにちは〜〜〜」すれ違いも大変である。以前ここで下山中にツアーの方々とすれ違った時には、しばらくの待ち時間となった。

山頂手前で「あれっ、札幌のおっさまですよね」一人の男性から声をかけられた。「taka@旭川です」「あっ、お久しぶりです」「残雪期の浜益御殿以来ですよね」「もう何年になりますか〜」「2003年ですよ〜お会いしたのは〜」、taka@旭川さんがハッキリと覚えていてくれた事に心の中で感謝しつつ別れを告げた。

分岐から約15分の急登でシャクナゲ岳山頂に立った。10時45分、出発してから3時間であった。

分岐

手足を使って登る
手足を使って登る
   
シャクナゲ岳

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