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淡々となだらかな稜線を進んで行く。白樺山が近づくにつれて足元には最後の輝きとも言うべき草紅葉が見られた。「この付近にはミヤマアズマギクが多いんですよね〜」「これがアズマギクの葉だよね、、、」「あっ〜まだ咲いてる!!」一株、、、こっちにも一株〜遅ればせながら・・・咲いていたミヤマアズマギクを愛おしむようにカメラを向けた。赤く輝く紅葉はハイオトギリだろうか〜
8時35分、白樺山へ〜登り始めてから50分ほどである。

稜線歩き

草付き斜面

アズマギク
ミヤマアズマギク

ハイオトギリ

ピーク

笹の刈分道が続く稜線歩き、その笹も段々背が高くなって背丈を越すようになり、やがて灌木トンネル、足元には大小の岩石が続く〜潜り抜け、岩の間をすり抜け、岩を越えながら進んで行く。見通しは悪いし歩きずらいし〜〜ここは静かに我慢の歩みである。

笹の刈り分け道

背の高い笹

灌木と岩

標高991mピークに向かうころやっと視界が開けてくる。ちょうど良いタイミングで青空も広がり目国内岳、岩内岳、そして歩いて来た稜線を見る。「ふぅ〜〜〜結構遠いねぇ」、私達の前には単独の男性が先行していた。他にはまだ登山者とすれ違うことは無かった。「やはりこのコースはあまり利用されていないのかなぁ〜〜〜」、しかしほどなくそんな私の危惧?は不要だった事を知る事になる。

視界が開けて

目国内方面
白樺山の奥に、前目国内岳、目国内岳、岩内岳

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