札幌市街は11月に早めの積雪があったのだが〜〜〜このところ寒い割にはあまり雪が降らず、ちょっと拍子抜け!「でも中山峠とか国際は結構積もっているようよ」ネットのスキー場情報を見ながらおばさんは言う「中山ね」。 2007年12月8日、私達は「中山峠写真の森美術館」の奥、体育館跡(今は整地されていて跡形も無い)に立った。曇り空、風は無く小雪が静かに落ちて来る。天気予報では曇り〜晴れ間もあるらしい。 午前8時35分、蓬莱山の無線施設へと続く林道を進んで行く。大きくカーブする地点から林道と別れて林間に入った。途端・・・周囲は一転して凍てついた木々に囲まれた〜〜〜美しい〜〜〜、、サクサク・・・軽い粉雪を蹴散らしながらのラッセルが続く。今シーズン初めてのラッセルだが条件的には恵まれていた。まだまだちょっと沈む感はあるものの〜5センチから10センチほどのラッセルは心地良い。 |
林間に入る |
凍てついた木々に囲まれて |
なだらかな登りが続く、、、947m地点の西側から一旦少し下って〜蓬莱山の東斜面をトラバースして行く。これまでも何度か中山に登っているがいつも蓬莱山に立ち寄っていた。今年は寄らずにまっすぐ稜線を目指すことにしていた。どんどん進路を南へ・・・「あらっ、、、」おばさんが立ち止まる、小さな沢が前方を塞ぐ、、、そのたびに少し迂回しながら進んで行く。 やがて広い稜線に出ていよいよ中山に向かっての稜線歩きが始まったことを知る。所々笹が顔を出しているものの積雪量は十分だった、、、サクサク・・・コンパスを合わせて快調に進んで行く。 |
蓬莱山の東斜面をトラバース |
広い稜線に出た |
前述した通りの浅いラッセル、しかも上質の粉雪、そして小雪舞う・・・と言うか「静かに舞い降りる」と言った表現がピッタリである。「ほらぁ〜〜〜」おばさんがうれしそうに叫ぶ。雪を纏った針葉樹〜「モンスター」〜〜いやいやまだまだ時期的に言っても、それはクリスマスツリーだった「ひと足早いクリスマスツリーよっ」。 上空が明るくなってきた、そして青空が見え出すと周囲が一気に輝き始める〜これがもうたまらない。 |
ひと足早い〜クリスマスツリー |
青空が・・・ |
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