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上空に青空が広がって来ると、雪を纏った木々の輝きは一段と際立って来る。私はおばさんの後になり、前になり〜そしてちょっとルートを離れて横からと撮影に余念が無い。こんな光景を見るために、そしてカメラにおさめるために冬山に登っているのだから〜〜〜もちろん滑りも楽しいが寄る年波を・・・なんて情け無い考えもかすめる。

何度か歩いているこの広いなだらかな稜線、天気が良ければとても楽しいルートである。稜線上におおよそのコースを書いてコンパスをあてながら進んで行く。前方を木々が遮ったら、沢に塞がれたら迂回し、ちょっとしたポコは巻いて〜地図を片手にのんびりと!!!しかし天候悪化ともなれば様相は一変するだろう。往路のトレースも帰路ではすっかり風と雪で消されてしまうこともある。

輝き1

輝き2

輝き3

おばさんは気持ち良さそうに広い雪面に真っ直ぐなトレースを描いて行く。私はふと振り向いた〜〜〜順光をいっぱいに受けた二本のクリスマスツリーが青空を背景して輝いていた、まさに「スックと立つ」と言った印象である。「青空だよなぁ〜〜〜」私はそっと神に?感謝しつつシャッターを押した。

まっすぐなトレース〜〜〜エヘン!

またまたツリーだよっ
青空のツリー

962m地点、このルートでは一番目立つポコであるが、ここは西側を巻いて行く。ここまで来ると山頂まで残り1kmほど、なだらかな斜面を登って行く、ちょっと風も感じるようになってきて中山が近いことを知る。「ほら、、、あそこに見えるよ」私が指差した方向をおばさんが見た「えっ、、、何処?」。中山には二枚の反射板が設置されているが良く注意して見ないと木々に遮られてなかなか確認出来ない。

「あっ、あれね、見えたよっ」一直線に登って行く。10時50分〜中山(幌滝山)の山頂に立った。

反射板を
反射板を見ながら

中山だよっ

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