前夜の8時前に十勝岳温泉の駐車場に着いた。既に10台前後の車が止まっていた、恐らく私達と同じ〜明朝の登山者であろう。当初は上富良野町市街の駐車場泊の予定だったが、考えてみるとこの時期の富良野岳周辺は相当混雑する。早朝から駐車場は満車になるに違いない、そんな予想は的中した。 2009年7月12日早朝、目覚めると次から次へと車がやって来る。すぐに駐車場は満車状態になった。こうなると道路脇にどんどん下に向かって止めるしかなくなる。「昨夜のうちに来て良かったね」安堵しながら私達もゆっくりと装備を整え始めた。 早朝出発組は団体の方々が多いようだ、全員集合してリーダーからの指示をうけ、そして出発して行く。「予定を変更しよう、三峰山から富良野岳へ向かおう」団体の方々は恐らくまっすぐに富良野岳へ向かうだろう、混雑を避けて上ホロ分岐から上富良野岳へ登り、三峰山、富良野岳へと向かうコースに決めた。 午前6時30分、十勝岳温泉をスタート。上空は白い雲に覆われていた、安政火口上部もガスに包まれている。対岸に渡り斜めに登って行く。イソツツジ、ウコンウツギ、そしてゴゼンタチバナと早くも花々に囲まれる。 |
![]() 安政火口 |
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![]() ゴゼンタチバナ |
D尾根を回り込むと視界が開ける、スーッとガスが途切れて青空と共に三峰山や富良野岳方面の山容が目に飛び込んできた。「晴れるのかなぁ〜〜〜まあ、あまり期待しないでおこう」「お花目当てだからね」、何度も登って展望を確認している余裕からそんな言葉が出る。 7時30分上ホロ分岐の雪渓に出た、ミネラル補給しながら小休止〜「行こうか!」特に気負いも無く上富良野岳に向かって進んで行く。沢地形を抜けるといよいよ階段コースに入る。傾斜もどんどん急になってきて・・・喘ぎながら登って行く。「今日はちょっときついなぁ〜〜」前日所用があって長距離を走っていた疲れもあったのか、私はいつになく早くからバテ気味であった。 |
![]() 三峰山 |
![]() 富良野岳 |
![]() 上ホロ分岐の雪渓を行く |
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![]() アラシグサ |
階段を登り切ると尾根に出て視界が一気に開ける筈なのだが・・・一面真っ白な世界である。左に切れ落ちた断崖絶壁を感じながら登って行く。スーーッと明るくなって前方に山肌を見ると〜足元には花々が、、、チングルマ〜そしてエゾノツガザクラ〜今回のコースではエゾノツガザクラはまさしく主役だったと言えるだろう。色合いが実に変化に富んでいた〜いわゆる変種が多いのかもしれないが・・・そのあたりは良くわからない。 さあ〜いよいよ撮影タイムの始まりだ〜こうなると私は疲れを忘れてファインダーを覗いていた。 |
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![]() エゾノツガザクラとチングルマ |
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