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3連休は中日の天気が良さそうだった。「青空だったらコルの手前まで行こうか」札幌国際スキー場からスカイキャビンに乗って終点駅まで一気に登る。2007年12月23日(日)上空は青空だった。混雑しているスキー場を抜けると様相は一変して美しい樹氷に囲まれることになる。「こりゃあ綺麗だぁ〜〜〜」今回ご一緒したあのQさんが叫ぶ。あのQさんは過去3回この周辺を歩いていたが一度も晴れたことは無いとのことだった。

無風だった、寒さもほとんど感じない。前日のものか〜一本のトレースに沿って登って行く。逆光はおだやかな樹氷を映し出し、順光は輝く樹氷を浮き立たせる。

スタート

逆光
逆光に映える光景

眼下に小樽の海岸線
樹氷の彼方にはブルーの日本海が

輝き始めるど!

今回の行程は朝里岳までのピストン、そして天気次第では足を伸ばして大雪原(通称:飛行場)を歩き余市岳の北東コル手前まで行ってみようと思っていた。2005年には同じルートを二人で歩いていた、その時には素晴らしい天気に恵まれた。このルートの魅力は〜〜〜なだらかな尾根を登って白く輝くモンスターの出迎えを受け、広がる展望を楽しみながら大雪原を歩く〜私達にとっては一番魅力的な冬山行なのだ。しかし〜天候が悪化すれば一気に危険が迫るルートでもある。

高度が上がるにつれて一段と輝きが増してきた、、、おばさんは気持ち良さそうにグイグイと進んで行く。私は久々の光景にすっかり満足しながらカメラのファインダーを覗く。構図を選ぶ必要は無い、おばさんとあのQさんが進む姿をとらえてシャッターを押すと〜そこには美しい光景が広がっていたのだから・・・

白井岳
逆光の白井岳方面

いよいよ・・・
一段と輝きが増して・・・

青空の下に広がる背の低い樹氷が前方に待ち構える、、、おばさんが一直線に向かって行く。もう朝里岳の山頂は近い筈だ。はっきりしない山頂だけにそこに立つこだわりは全く無い。その付近を包み込む樹氷群と開ける展望に期待が膨らむ!

さあ。。。

樹氷に包まれて

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