標高950m付近まで来るといったん傾斜がゆるみ、木々の紅葉が目につきだしました。 おばさんもすっかりとけこんで秋彩の女になっています。「きれいだなあーーー」「あっあの赤、黄色、・・・見て見て・・・」、 でもほどなく急登が続き、直登となり、一級国道はどこまでも続き、 1300メートル付近から再度傾斜が緩み、でもでもまわりの天気は一向に回復する兆しが無く、 風の音と時おり振りかかる雨が二人に襲いかかるのでした。上から降りてくる人達もみなさん合羽着用です。
西峰分岐へ向けての急登が続きだすと、ついにおっさんはバテバテ状態になりました。 「でもここまで来るとやはり山頂へは行きたい」 そんな思いはあるのですが、足が上がらない、息が切れる、おっさんはすかさずリュックからパンを取りだしパクパク、食欲だけはあるのですね。 合羽を着て軍手をはきかえ、さあ1歩1歩進みます。 おばさんは楽勝ムードで(何故か杉山清貴のメロデイーが聞こえそうな)歩き続けるのでした。トホホホ・・・・・ そしてこのあとはしばらく写真が無いわけで(とほほほ!!)バテバテ!!
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