雪渓を進む

第一雪渓6時45分「冷涼の滝」へと到着。「暑い、あつーーーい」おばさんはぐったりとしてきました。おっさんもついにTシャツになりました。水分補給も十分必要になります。

「こりゃあ、時間もあることだし、ゆっくり登ろうぜ、
♪のーーんびりゆこーおーーよ♪どーーこまーでーもーー♪」などとなかばやけっぱちになりながら進むおっさんでした。

ここからいよいよ登りがきつくなりました。あたりいっぱいに咲くエゾノリュウキンカの黄色が目にまぶしく光ります。川の水音が小さくなったころ、目の前に雪渓が現れました。雪渓下りは大好きおばさんも、さすがの暑さと登りにゲンナリとしながら、1歩1歩登ったのでした。


後ろには支湧別連山が後ろを振り返ると、「あーーっ」と叫び声をあげるほど支湧別連山の稜線が見事に広がっていました。

その後、小さな雪渓を横切り、更に第二雪渓が現れます。苦しい暑さでした。

でも花、花が待っているはずだ、との思いで頑張ります。やがて雪が無くなり、岩の登山道を進むと、どうやら稜線が近づいたことを感じました。


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