さていよいよ沢も源頭に近くなり、ここで全員、昼食で使用する水1.5Lを汲み、重くなったリュックを背負って、つめに入りました。
いつしか水流が消え、藪こぎモード、シラネアオイの群落を横目に進むと、「でたぞーーー」というリーダの大きな声。「えっ?熊さんでもデタンカイナ?」などとうそぶくおっさんを尻目に、メンバーは次々と札幌岳空沼岳縦走路に到着したのでした。11時15分、延々5時間25分の遡行でした。
さて縦走路に出ると暑さがいっきに襲ってきました。藪こぎは一段と激しさ?を増し、ビシビシバシバシ、11時50分豊滝コース合流地点、そしていよいよ山頂へ向けての急、急登の始まりです。噴出す汗、暑い、苦しい、重たい。でもフッと振り返ると札幌近郊の山々が顔を出し、空沼岳恵庭岳が見え始め、こりゃあイイドーーーーお、などとゼイゼイ言いながら休んだ?のでした。
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