でもでも天候は一向に回復するきざしを見せません。
6人になったパーテイーは黙々とシャクナゲ岳を目指して歩いたのでした。
登山道は前日までの雨で水が流れているところもありましたが、それほどぐちゃぐちゃにはなっていませんでした。
11時50分、突然目の前の雲が途切れ、シャクナゲ岳が現れました。そしてその下にはシャクナゲ沼が広がっていたのです。「なっかなかきれいじゃん!!」おっさんはそうほくそえんだのでした。
その時sugさんが「あれえーーーあの沼あんなに大きかったかしら???」
おっさんはちょっといやな予感がしました。
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