ああ、登山道が!!シャクナゲ岳、無念の撤退

登山道でもでも天候は一向に回復するきざしを見せません。
6人になったパーテイーは黙々とシャクナゲ岳を目指して歩いたのでした。

登山道は前日までの雨で水が流れているところもありましたが、それほどぐちゃぐちゃにはなっていませんでした。

11時50分、突然目の前の雲が途切れ、シャクナゲ岳が現れました。そしてその下にはシャクナゲ沼が広がっていたのです。
「なっかなかきれいじゃん!!」おっさんはそうほくそえんだのでした。

その時sugさんが
「あれえーーーあの沼あんなに大きかったかしら???」
おっさんはちょっといやな予感がしました。


シャクナゲ岳
シャクナゲ沼とシャクナゲ岳

沼のほとりまで下りると「ありゃーーー、無いよーーおーーー、無いよ、登山道が無いよーーー」、

おっさんはただ一人の男性として(トホホ!!)ちょっと進んでいきましたが、すぐに膝上まで水がせまってきたんです。「こりゃあ、だめですね」あきらめのはやいおっさんの一言で、あっさり戻ることにしました。

「ああーーシャクナゲ岳!!チックショーー待ってろよーーーー」おっさんはyamaonさんの言葉を借りて(いつも借り物ばっかし)さけんだのでした。帰路、車の中からニセコ連峰がくっきりと見えていたのでした!!!あれーーーーー!

登山ものがたりへ

次のページ

HOMEへ