目の前には熊ヶ岳がドーンと聳え立ち、キャンプ指定地ではテントを片付けながら出発準備をしている人達がいて、一行はなにかほっとしながらしばしの休息! |
熊ケ岳 |
振返ると雲が上がって旭岳の東斜面を覆う大雪渓が見えているわけであり、米粒のように下りて来る人達の姿も確認できて〜〜〜こうして見てもここでガスに巻かれたときの方向確認の重要性がわかりますよね。 |
旭岳東斜面の大雪渓を振返る(裏旭キャンプ指定地より) |
さて、視界不良から解放された一行はキバナシャクナゲが一面に咲く光景を目にしながら、間宮岳分岐へと向かって歩き出しました。 3度目の正直でやっと大雪山系を見ながら歩ける喜びのyukuちゃん「だから晴れ女だって言ったでしょう」と鼻高々だったのですが、「いやいやこれはきっとhayasさんが晴れ男なんだよ」とおっさんは譲らず〜〜〜そんな事はどうでも良いのですが?いよいよ大展望に包まれながら一行は歩を進めて行くのでした。 |
キバナシャクナゲに囲まれながら・・・ |
火山れきの登山道も視界が良ければ踏み跡の確認も容易ですし、周りの光景を見ながら現在地の特定もできますのであまり不安はありません。 それよりも登山道脇に展開される花々に早くも歓声があがり、それはキバナシャクナゲであり、エゾノツガザクラであり、チングルマであり、、、それらは群落を為して周囲を埋め尽くすわけでぇ〜〜〜そんな写真はもっと先で紹介しましょうね。まだまだ長いのですから! |
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振返ると熊ヶ岳の火口壁はまだ白い雪で覆われていて、そんなクレーターの淵を通りながらなだらかに登って間宮岳分岐を目指すのです。 |
熊ケ岳火口壁の雪渓 |
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10時ちょうど間宮岳分岐を通過、強くなって来た風を感じながら、一行はまだ雪渓模様も美しいお鉢平を囲む尾根上を北海岳に向かって歩き始めたのでした。 |
お鉢平(荒井岳付近より) |
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