オキシマップ山(895m)、そして下山

「あんなに登るのかっ」そんな不安をかき消すように、nagaokさんは「いや、見た目よりは楽なんだよ」と言う。そう言えば前週登った帯広のとしさんもそのブログでそう書いていた。確かにコルからの標高差は約150m程度である、ちょっとした丘を登るようなものだ、、、ハイマツ漕ぎも無いようだし・・・

しかし疲れた体にはこの登りが結構堪える、ゼイゼイと喘ぎながら登ることになる・・・

オキシへ向かって♪〜
いよいよオキシマップ山への登りが始まった

もう少し
ピークは目の前だ・・・

コルからは30分弱でオキシマップ山のピークに立った、13時45分。狭くて木々に囲まれていて見通しが良く無い、そのまま少し先に進み雪面を下りた地点で大休止となった。どうやら雲の下に出たらしく少し青空も覗いてきた。

「ひょっとして山頂からは見えているかもしれないよっ!」そんなkusaさんの優しい?言葉に、私はザックをその場に置いてもう一度山頂まで登り返してみた、、、まだ結構元気なのだ。しかし、、、何も見えず、、、戻ってみると豊似岳は雲に包まれているものの一枚岳(787m)から二枚岳(970.6m)、三枚岳(1012m)、、、そして豊似岳から969mピークへと連なる山々が一望できた。「あんなに歩いて来たんだねぇ」感慨深げに見つめる。

山頂から下って
オキシマップ山の山頂から少し下って休憩

1枚岳〜豊似岳〜969mピーク
一枚岳(右端)から豊似岳(雲の中)、969mピークへと連なる山並みが一望(パノラマ)

14時15分、下山開始である。と、、、また雪面に熊の足跡が〜〜〜そしてその先には尻滑りしたような跡が・・・「これはやっぱり熊が尻滑りだよ、きっと遊んでいたんだっ」「私達が来たのでビックリして逃げて行ったのかもしれないね」、どうやら熊も尻滑りをするようだ!

眼下の牧場跡の牧草地をめがけて広い笹斜面をどんどんと下って行く。膝に軽い疲労を感じながら、ちょっと横向きになったりして下る。

下る
眼下の牧草地めがけて下る

えりも岬方面の展望が特段に美しい〜〜〜何度もシャッターを押す・・・。途中作業道跡や林道等を横切り、木々の間を抜けて約40分で牧草地に出た!ほっとした瞬間である。牧草地を横切り林道へ出て駐車地点へ15時40分!「お疲れさまでしたぁ〜〜」「どうもありがとうございましたぁ」同行させていただいたえりも山岳会の皆さんにお礼を言って車に乗りこむ!

クッキリの展望ではなかったが、大きく広がる雲海と残雪の山々、そして細い稜線のアップダウン・・・充実感いっぱいのロングルートに私達は満足して帰路についた。

えり〜〜もの〜〜♪春は〜〜〜
えりも岬(ズーム)

牧草地へ
牧草地へ降り立つ

コースタイム(含休憩時間)
駐車地点 07:30  登山口 07:40  稜線上の廃屋 10:00  1088ピーク 10:55  豊似岳 11:25-12:05  969mピーク 12:40  オキシマップ山 13:45-14:15  牧草地 14:55  駐車地点 15:40

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