辛い登りに耐えて山頂から続く尾根へ出ると、あとは小さなアップダウンを繰り返して砥石山山頂です、10時50分。おっさんとおばさんにとってはすぐ近くの山だったのですが、6年ぶりの山頂でした。
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山頂からの展望ですが、昨年の台風による倒木の影響で、見通しが良くなっていました。特に山頂からちょっと砥石沢コース側へ下りると、札幌岳や空沼岳方面が開けていました。ただこの日は雲に包まれたままでしたが・・・
木々の間から見える神威岳や烏帽子岳、定山渓天狗岳、、、山頂を雲に包まれた手稲山方面は以前と変わらぬ展望でした。
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神威岳と烏帽子岳、奥に定山渓天狗岳
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手稲山とネオパラ山
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山頂で休んでいると、次から次へと登って来る人達が続きました。そんな人達と入れ替わるかのように、おっさんとおばさんは下山を開始したのです。
さて、今回の山行では木々の紅葉と、植物の果実をひとつの狙い目としていたのです。ツルリンドウ、マユミ、ツリバナ、ルイヨウショウマ等をカメラにおさめて満足しながら山頂を後にした、、、のですが、、、
「あれっ、、、あれは、、、あの赤い実は???ひょっとして」おっさんはあわてて先に進むおばさんを呼び戻しました。「これってチョウセンゴミシじゃないの?」「わぁ〜〜〜良く見つけたね、全然気がつかなかったけど・・・」、おっさんは久々に優越感を抱きながら(誰に対して??)「よっしゃぁ〜〜〜」とばかりにカメラを構えたのですが、、、足場が悪い、心もとない、、、そんな不安を抱きながらも何とか撮影終了。
「ふ〜〜〜おわったぁ」と言った途端に登山道に伸びた木々の枝に足をとられ、ズルーーリ!!!おばさんニヤニヤ、、、おっさんはテレ笑いしながら立ち上がったのです。
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チョウセンゴミシ(朝鮮五味子)
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「こんにちは〜〜〜」登って来る人達が続きます。先週の手稲山ほどではありませんが、この時期の近郊の山々には、夏山シーズンの終わりを惜しむかのように登る人達が多いですね。
T4分岐まで来るとさすがにもう登って来る人達はいません。沢沿いの静かな登山道を晩秋の訪れを感じながら歩くおっさんとおばさんだったのでした。さてさて、これで今年の夏山はオシマイでしょうか?いえいえまだきっと続きます、、、本当かな?
12時45分登山口に到着、駐車スペースには10台以上の車が止まっていました。
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コースタイム(含休憩時間)
登山口 08:30 T4分岐 09:25 三角山 10:15 砥石山 10:50-11:10 三角山分岐 11:30 T4分岐 12:00 登山口 12:45 【登り 2時間20分 下り1時間35分】
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