前方には竹山のなだらかな大斜面が広がり、貫気別山(ルスツスキー場)の横には尻別岳がクッキリと聳える、、、羊蹄山は雲に隠れていた。「いっやぁ〜〜〜今に見えてきますよ、、、ここは最高のロケーションなんです」。koyaさんはビデオカメラでその光景を撮る、私はデジカメで何枚もシャッターを押す。おばさんとお恵さんは大雪原をどんどん進んで行く、あのQさんが続く〜〜〜そんな光景がしばらく続いた。 |
|
|
|
やがて山頂へと続く大斜面を登り始めた、そして予想通り上空には雲が広がり〜〜〜無言で登って行く一行。私は足元に注目していた、展望が望めないとしたらこの斜面の滑降を楽しみたい、、、果して雪質はどうなのか〜〜〜モナカ状態ではあるもののさすがに高度が上がっているせいか表面は固い、その上にウッスラと雪が積っている。所々アイスバーン気味の部分はあるものの私でも何とかクリアできそうだ。 |
|
|
やがて見覚えのある「自然の織り成す朽ちた木のオブジェ」が見えてきた、ここまで来ると山頂はもう近い。この頃から小雪が舞い下り始めた。「もう少しなんだけどなぁ〜〜」、去年も山頂からの展望はイマイチだった。今年こそと確信してきただけに「しかしまぁ〜〜〜山頂に立つとダメなんだから・・・」と最近の一連の山行と同じことが繰り返される現実を悔やむのだった。 |
|
|
|
|
|