|
「おぉ~~~っ」「わぁ~~~っ」私達は叫んだ、目の前に一面なだらかな大雪原が広がった。青空と柔らかな陽射し、そしてキラキラと輝く雪面、おばさんは気持ち良さそうに歩き出した。 |
|
|
すぐ横の貫気別山を見ながら進む、ルスツリゾートスキー場の山である。スキー場から流れる音声が聞こえて来る、滑っている人達の姿も見える。 |
|
山頂はゆっくりゆっくりと近づいて来る。少し冷たい風が吹いてきておばさんは脱いでいたアウターを着こんだ。放牧地だったのだろうか、一面真っ白な大雪原、こんなに風が弱い日は珍しいに違いない。天気が良い時には最高の気分で歩くことが出来るが、吹雪で視界不良となったら一変して恐ろしい空間となってしまうだろう。 |
|
|
|
|
|
|