標高約1880mのコブに出ると、あとはなだらかな稜線歩きである。目指す山頂も見えて来た。私は「ふっ〜〜!!」と安堵のため息をつきながら最後尾を進んだ。ブヨ沼からここまではあまり写真を撮っていなかったし、これからの稜線歩きはうっとうしいダケカンバやミヤマハンノキ等に悩まされることも無さそうである。 |
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小さなお花畑があちこちに点在していた。コケモモやイワブクロがまだ咲いていた、、、それはもう盛りを過ぎていたり、まだまだ際立った輝きを見せていたり、、、イワヒゲが咲き〜〜〜エゾツツジやコマクサの大群落が広がる。淡いピンクのコマクサを見つけてカメラを向ける。 |
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いよいよ山頂が見えて来た、しかしまだまだ遠い存在だった。何故って、、、周囲の花々が私達の足を止めるのだ。ザックを下ろしてカメラを構える、、、もう会話はいらない「すごいねぇ〜〜〜、、、見事だぁ〜〜〜」お目当ての花々は期待通りの輝きで我々を迎えてくれた。 |
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やっと我にかえって、ザックを担ぎ山頂へと向かう、9時30分音更山山頂に立った。石狩岳の大きな山容が雲で見え隠れしている、山頂に立っている人影が確認できた。「あっちには登ってる人が多いようですね〜〜〜」。まだ石狩岳が未踏のkoyaさんは写真撮影に忙しい。 |
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