おっさんは摩周岳山頂に立って巨大な火口を覗きこんでみました。西側の855mピークにかけてスッパリと切れ落ちる火口壁、「こりゃあ怖いなぁ〜」おっさんはヘッピリ腰になりながらシャッターを押していました。 |
火口を覗きこむ |
「おおっおぉ〜〜〜っ」山頂に立ってあらためて周囲を見まわしたおっさんは唸りました。そこには360度の大パノラマが展開されていたのです。 火口と摩周湖を手前にして雲の上に浮かぶ阿寒の山々、そして時計周りに視線を移して行くと、855mピークの彼方には端正な山並みの藻琴山、眼下に紺碧の摩周湖と彼方に浮かぶ斜里岳がぁ〜〜〜、、、 |
摩周湖の彼方に遠く阿寒の山々 |
手前に855mピーク、その右後方に藻琴山 |
眼下の摩周湖と右後方に斜里岳 |
そして西別岳の全容が望まれるわけでありぃ・・・歩いて来た道程を指差しながら確かめるわけでありぃ〜〜〜高曇りになって来た空は、木々の緑と紺碧の湖を際立たせるわけでぇ・・・ 「最高だね、これだよね、これを見たかったんだから、、、これを見るために400km走って来たんだから」おっさんとおばさんは満足げにコーヒーを飲み干したのでした。 |
西別岳 |
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