やがて木々もまばらになってきて、前方に白っぽい山肌が見えて来た。「あれねっ、あれを登るのね」おばさんの足取りが速くなる。そう言えばここまではほとんど展望がきかず、ただただ木々をかわしながら登って来た。 |
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一気に展望が広がった。前方には那英山の東斜面、そしてなだらかに南へ続く稜線に750mポコが見える。「そろそろだよな・・・」私はそっと振り返った、見えている、登り始めの頃には雲に遮られていた十勝連峰が、、、「ほら、見え出したぞぅ〜〜〜」私の叫び声におばさんも振り返る「わぁ〜〜〜見えたぁ〜〜〜」 |
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東斜面がグングンと近づいて来る。で、下の写真を見るとおばさんの先にトレースが続いている、これが例の動物の足跡なのだ。道先案内人?なのか・・・不思議な気がする。 |
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急な斜面を登りきると、なだらかな細い尾根となり、そして前方を見ると、、、あぁ〜〜〜まだあの動物の足跡が続いているわけであり!!!やがて前方には大きな雪庇が張り出した山頂が見えて来るのだった。南側の切れ目を狙って山頂に踊り出る、11時48分。 |
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