眼下に広がる樹海の彼方にその鋭角な山容を際立たせるニペソツ山、軍艦山とホロカ山の後ろに聳えるウペペサンケ山、、、北に目を転じれば、ニセイカウシュッペ山方面は雲に包まれていましたが、武華山や武利岳等の北大雪の山々が広がり、、、

無風の山頂でしっかりと展望を確認した二人は下山を開始しました、１０時２０分。目の前には一際大きく石狩連峰へと続く稜線があり、その奥には石狩岳や音更山が聳え、、、ニペソツ山がありぃ〜〜〜おばさんはそんな展望に名残り惜しそうに立ち尽くすわけでぇ・・・

稜線から沢へと下り始めると、一段と日差しをうけた見事な紅葉に包まれました。まるで紅葉の中に飛び込んで行くと言った印象です。「誰も来ないねぇ〜〜〜こんなに良い天気なのにねぇ〜〜〜皆表大雪の紅葉見物なのかなぁ」二股でちょっと休憩をとりながら、おっさんは呟いていました。

１１時３０分、三国トンネルの入口に到着。駐車帯でゆったりと昼食とってから、三股山荘まで車を走らせておいしいコーヒーを飲み干したのでした。