足元にはメアカンキンバイやコマクサが咲いていた。「ふ〜〜〜良いんじゃない」高根ヶ原の遠望を楽しみながらもやはり花に目が移る。ふと横を見るとクロマメノキ?だろうか、これも可愛い花を咲かせていた。 |
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コマクサ |
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いよいよ大斜面の下に立った。岩とハイマツに覆われた標高差約300mの急な大斜面を登って行くことになる。見上げると首が痛くなりそうな高さである。 |
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大きくジグを切りながら、岩を伝い歩きしながら、黄色のペンキを頼りに登って行く。足元が不安定だからとにかく慎重になる、浮いている岩もあるし、足の置場も無いような岩だってある。「こんなところを良く縦走装備で登ったよね」私達は昨年の高根ヶ原〜忠別岳への山行を思いだしながらため息をついた。彼方には忠別岳がその山頂部を雲で隠し、トムラウシ山も見え隠れしていた。 |
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