「そろそろ行きましょうか」去りがたい気持ちをおさえながら、私達は小屋を後にした。真っ直ぐに進むと高根ヶ原方面である、視線を投げかけながら「もう一度歩きたくなりますね〜〜〜」そう呟いて緑岳方面へと向かう。大雪渓に張られたロープに誘われるように緑岳と2099m地点の中間付近(白雲岳避難小屋分岐)を目指す。 |
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沢地形を登って行く、ここからまた花々のオンパレードである。おばさんは花々を見ながら、指差しながら歓声をあげる。koyaさんと私はカメラを向けて必死にシャッターを押す、右に左に・・・うれしい悲鳴をあげながら。「チョウノスケソウが咲いてるけど、、、やはりまだ早かったわね」しかしこれとて私達には絶好の被写体となった。まだ背の低いホソバウルップソウもそれなりにまた可愛い。花の色合いの違いを確かめてまた歓声をあげる。 |
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ホソバウルップソウ |
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緑岳に戻って、何かほっと一息ついた。「いやぁ〜〜〜久々にいっぱいの花を楽しみましたね。咲き始めの花は本当に美しくて、もう大満足ですね」そんな言葉を交わしながら斜面を下りて行く。眼下にはお花畑を埋め尽くす残雪が新緑の樹海を彩るかのように白く光っていた。 |
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昨年の「大雪山花紀行2005 緑岳〜小泉岳〜白雲岳避難小屋」はこちらから
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