切れ落ちた細い稜線に錦秋の輝きを見る


迫力です

前方になだらかな川上岳を見ながら色づき始めた稜線を進んで行く。それほど辛いアップダウンが無いから楽しい稜線歩きである、もちろん天気次第では地獄にもなるのだろうが!
おばさんが細い稜線に立ち止まり切れ落ちた東斜面を見下ろしていた。私も恐々と覗いてみた、見事だった、それはまさしく錦絵だった。慎重に身を乗り出してシャッターを押した、アングルをかえてまたシャッターを押した。

お見事!

錦絵

錦絵その2

紅葉に包まれて
前方に川上岳を見ながら

ピークがハイマツに覆われた川上岳は巻いて西斜面を行く。いよいよ前方に目指すニペノ耳が見えてきた。「ここからは未知の道だな」私はつまらないシャレに気がついてあわてて言葉を飲み込んだ。
雲で見え隠れしていた表大雪の山々が見えてきた、沼の原から五色ケ原〜トムラウシ山、忠別岳、、、「あのあたりが化雲岳だな」私は今まで歩いたルートを確かめるように呟いた。

登山道は明瞭だがハイマツに覆われているところも目立つようになる。疲れた足腰には結構堪えるものだ。

いよいよニペノ耳へ
いよいよニペノ耳が迫って来る(川上岳付近より)

トムラ〜忠別
トムラウシ山〜忠別岳

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