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どんどんと高度が上がってきて沢も狭まってくる印象だ。大きな岩を乗り越えるようにして登って行く。上空は薄い雲に覆われたり、青空が広がってきて陽射しが照りつけたり、、、しかしその光りは登って行く前方から照りつける、いわゆる写真を写すほうとしては逆光の状態だ。「こりゃあ、うまく撮れてないよなぁ」もう観念しながらシャッターを押していた。振り返ると石狩沢は眼下に落ちこんで行く感じで見えていた。どうやら後発の人達も続いているようだ。 |
石狩沢を振り返る |
「あっ、これだっ」フキユキノシタが咲いていた、ダイモンジソウやクモマユキノシタなどと同じユキノシタ科の花である。。yamazさんのページでも確認していてきっと見れると思っていた花である。初めての対面だった。ちょっとズームしてみる、少し離れて・・・ オオバミゾホオズキもまだ咲いていた。「こんなに花を楽しめるなんてねぇ」koyaさんと言葉を交わしながらシャッターを押していた。 |
フキユキノシタ |
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ますます沢幅は狭まり、水量も少なくなって来る。「今日こそ石狩川の源頭部をこの目で確認するぞ」そんな意気込みで登って行く、、、水音もほとんど聞こえなくなってきてyamazさんが立ち止まる「石狩川の源頭部ですよね」感慨深い言葉だった。 やがて草付き斜面となって足元にタカネトウウチソウを見た。「ここからは稜線まで急ですからね」見上げる高さに向かって歩きだす。 |
水流が無くなって・・・ |
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