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    「ユウバリリンドウはどのあたりで見たんだっけ、、、熊ケ峰の手前くらいまでには見たような記憶があるんだけどね」そんなおっさんの声に一行は木道を歩きながら右左、でもいっこうにその姿は確認できず・・・ 「もっと先かなぁ」「終わってしまったのかしら」、何せ5年前の記憶ですからね、おまけの5歳もトシをとったわけでもあり・・・それは一般的な時の流れであり、いやがうえにも記憶力の衰えなんかもあったりして、、、  | 
  
    ![]() 吹き通しへと続く木道を進む  | 
  
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    「キレイねぇ」、時々足元に咲いていたエゾホソバトリカブト、一段と色合いが鮮やかな株を見つけておばさんが叫びます。「あぁ〜〜〜キレイですねぇ」と言いながらkoyaさんとおっさんはカメラを向けました。「揺れないでぇ〜〜〜止まってぇ〜〜〜」ひととき忘れるユウバリリンドウのこと! | 
  
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    釣鐘岩と熊ケ峰の間を通り抜けると、視界が一気に開けて山頂部が目の前に見えてきます。いよいよ最後の登りとなるわけです、、、ですがぁ〜〜あぁ〜〜〜遂にユウバリリンドウには巡り会えないのでしょうか!一行はほとんど諦め気味に吹き通しへと向かっていました。 | 
  
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     吹き通しへ(写真提供:koyaさん)  |  
  
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