巨大な噴火口を見下ろしながら山頂へ、１０時３０分でした。記念写真を撮ろうとすると先についた若い３人組の方が「シャッター押しますよ」。

山頂からの展望は又、見事の一言でした。
雲海の上に浮かぶ余市岳、無意根山等の札幌近郊の山々、そして遠くうっすらの夕張山地、、、、、
日本海側は晴れていて、増毛、樺戸山塊、そして真っ青な日本海と積丹半島、、、、雲の切れ目に広がる山麓の田園地帯、、、、

おっさんは「なんとまあ、贅沢な夏休みなんだろう、雲の下ばかりという人もいるのに・・・・・」などと小声でつぶやいたのです？？

さて昼食をとりノンビリムードで下山しようと外輪山を歩いていた時でした。

「あれっ、、この花なあにーーーユウバリリンドウに似ているけど！！」おっさんは目を見張りました、確かにユウバリリンドウに似ています。

さあ、こんな時にはガイドブックを思いだせ！！ってわけで、二人は頭の中でハテナマーク！！を描いたのでした。そうだ、、、、オノエリンドウだあぁぁーーー

ガイドブック（北海道夏山ガイド）によりますと、「移植したものだろうが、北アルプス意外には羊蹄山にしか分布しない」そうです。うれしさあまったおっさんは、もちろんデジカメパチリ攻撃を仕掛けたのでした。