さて風不死岳登山口標識を過ぎると(13時10分)、いよいよ山道らしくなり、
それは一挙の急登となってせまってくるわけで、ロープをつかみ、岩をつかみよじ登りスタイルが多くなるわけなんです。
3年前に間違って登った鎖場もまだありました。「いっやあぁぁ、、、ここを登ったんだよねぇぇえぇ〜〜怖いねぇ」おっさんとおばさんは関心したのでした。
急斜面をのぼったり降りたり、何度か繰り返します。樽前山を下山していったん緩んだ体には結構きついものがありました。
ゼイゼイハアハア、おっさんがあえいでいる、そんな時「あああっっ〜〜あったあぁぁぁ〜〜」おばさんが大声で叫びました。
おっさんは駈け付けました。「ヒャッホーー!!あったあった、、ミヤマハンショウヅルだあぁぁぁ〜〜」
さっそくデジカメパチリ攻撃の開始です。こうなるともう疲れなんかすっかり吹き飛んでしまう、おっさんとおばさんだったのでした。
さてでもでも、二人にはもうひとつ逢いたい花があったのです。登ったり下ったりしながら、登山道の両脇にくまなく視線を走らせ、、、、、「こりゃあ、見れないのかもしれんぞおぉぉ〜〜」と思った矢先に、
先頭を進むおばさんが「あったあああぁぁぁ〜〜〜見てみてみてぇぇぇ〜」そうなんです、ついに二人は目指す花に対面したのでした。「ベニバナイチヤクソウ」
おっさんはひっそりと佇むその姿にブルブルッと震えたのでしたあぁぁ(←ウソつけぇぇ〜〜)一輪、二輪、やっと見つけた二人はもう満足満足だったのです。
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