大斜面を滑り降りる

そそくさとハイマツ帯を下りてシールを外し滑降準備! ここでちょっと一休み、と言うよりも視界が悪くて足元の確認が出来ないのです。ふ〜〜っと風が弱まり「えっ???まさか一気に晴れ上がる???」まだ山頂には戻れる位置ではありました。「少しだけ待ってみますか」そんな踏ん切りのつかない状態でしばしの休憩!!!

前方の視界は開けて来ました。でも上空の雲は相変わらず切れそうにもなく、「あきらめますかぁ〜〜〜まだまだ雲が流れて来ているようだし、あたりが見えているうちに・・・

滑走開始

先日登った1445mピーク(日勝ピーク)は見えていましたが、ペケレベツ岳は雲に包まれたままです。「ちっくしょう・・・」おっさんは悔し紛れにシャッターを押していたのでした。

1445mピーク
1445mピーク方面の展望

前方には、そして眼下には真っ白で広大な斜面が広がっていました。天気さえ良ければ尾根に上がって展望を楽しみその後一気に、ということになるのでしょうが、相変わらず流れて来る雲、そして重い雪、一行はゆっくりと滑り下りました。
途中の斜面でしばしのコーヒーブレイク、「いっやぁ〜〜〜これで粉雪とかザラメなんかだったらもう最高でしょうね、、、豪快なシュプールでぇ・・・うぷぷぷぷ・・・(≧m≦)」、疎林帯の斜面も重い雪にちょっと苦労はしたものの、なんとかクリア、ほとんど登り返しのない取付道路をゆったりと滑りスタート地点に戻ったのです。

おだやかで暖かな日差しが一行を待っていました。「あの、あの山頂付近の強烈な吹雪きは何だったの〜〜〜っ」今回も日勝峠付近の気象条件に翻弄された山行となりました。でももう一度登ってみたい山ではあります。

大斜面を下る

コースタイム(含休憩時間)

スタート地点 09:00  尾根とりつき 10:00  山頂 11:35-11:45
途中コーヒータイム(0:20)  スタート地点へ 13:05

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