白井岳(1301.6m)

yamas婦人の快調なペースが緩むことはありません。グッ、グッ、と雪面を押しつけて進むかのようなリズムが一行を支配していたのです。

yamas婦人を先頭に進む

やがて彼方の白井岳の大きな山頂部が見えてきました。

「まあ、以前にも登ってるし、展望も期待出来ないし、特にピークにはこだわらないし、沢への滑りが楽しみだし、ここらへんで・・・」とかなんとか言いながらも、又前へ前へと進み・・・

白井岳
白井岳山頂部が迫る

なんだかんだと言いながらも結局ピークへ立ってしまったのでした12時20分。

定山渓天狗岳がうっすらと顔を見せているのですが、「あのあたりだよね」と指差しながらも一向に顔を出さぬ余市岳、、、遠く石狩湾がうっすらとブルーに輝いてはいましたが、「こりゃあ早々に下山ですね!」と記念写真を撮って12時40分下山開始!

記念写真

山頂から少し戻っていよいよ沢へ向かっての滑走開始です。もちろんパフパフパウダー、「シュワーーッチ、サイッコーーーッ」などと大声をあげながら滑ります。

途中で昼食タイム!しっかりと腹ごしらえして、どんどんと進んで行くと、おやっまあ目の前には怖いコワーーい細いまるでギャップのようなスノーブリッジが、、、突然覚悟を決めておばさんが一気にドッスン、おっさんもアイッヤーーと転げ、yamasご夫人も続き、それを見ていたyamas旦那さんはしっかりと作戦を練り上げ?見事に、いやなんとかクリア、、、?さあまた出発です。

今度はまるでリュージュのコースを滑るかのように「オオオッ、、、っと」などと叫びながら進むとまたまた目の前に大きなアップダウンのスノーブリッジがぁ〜〜おばさんはそのまま勢いをつけてグーーンと、、、あっ、、、ヅルヅルと戻って(下って)きて、「アッレーーー」と片足のスキーが沢へ、、、ちょうど近くで訓練をされていた人が2人かけより、おっさんもあわててスキーを外し、おばさんを引きずり上げました、、、ほっ!「ありがとうございました」。
他の3名はスキーを外しそのままブリッジを渡って、ゲレンデへと続く斜面を登り、14時20分国際スキー場へ無事戻ったのでした。

yamasご夫妻との思わぬ出会いで白井岳へ、なんとも突然ご褒美をいただいたようで、おっさんとおばさんは今日も満足しながら帰路についたのです。
追伸:今回のものがたりはyamasご婦人の「花ママ日記」も参照させていただきました。
編集後記
沢のスノーブリッジは、まだ十分に雪がついていないせいか、ちょっと危険なところもありましたので、十分に注意しながら渡りましょう

2002年2月3日の白井岳はこちら

戻る

翌日の徳舜瞥山

HOME