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何回も言うようですが、とにかくおだやかな天気でして、どこまでも静かな山頂はこの場に自分が居る、いや在ることを忘れそうなくらいであり、それは特製ラーメンの味でさらに増幅されて???至福のひとときを見てしまうおっさんだったのです。うまかったぁ〜〜〜ラーメン!

霞む光景の中で、目の前の狭薄山はどっしりとその裾野を伸ばして佇み、それは遠くから見るあの鋭角な山容とはほど遠く、優しい表情で見えて来るのです。

狭薄山
狭薄山

「あっ、羊蹄山がチラッと、、、おぉ〜〜〜そうだ!!」と叫んでいるうちにその姿が雲間に溶けこみ、うっすらと広がる無意根山周辺の山並みを感じながら、でもあえてそれも追おうとはせずに・・・あくまでも自然体で、、、

無意根山
霞む無意根山方面

山頂で約1時間の至福のひとときを過ごした一行は、下山を開始しました。

尾根から沢へと滑り降り、しかしここからがとにかく重い雪に悩まされるわけであり、沢の下部は滑降無理と判断し、東側の斜面を下りて行ったのですが、これがまた急斜面でして、しかも上から落ちて来る雪塊に注意しながら、、、斜滑降キックターンの連続でなんとか滑り降り冷水小屋へ、

下山開始

ほっとしながら小屋前で小休止、その後は一気に登山口まで〜〜〜いっやいやいやスキーが止まる、滑る、突き刺さる〜〜〜膝に十分な負担を感じながら登山口に下り立ったのでした。

登山口へ
登山口へ

編集後記

登山口から小屋まではほとんど問題なく登れました。一番難儀したのが、小屋からの沢の部分です。雪質に大きく左右されるとは思いますが、今回は雪塊で大変歩きづらかったです。そして難所の沢の狭い部分、今回は横向きになって登りましたがずり落ちるスキーに苦労しました。ここはクラストしている時もあるようですので注意が必要ですね。
下山もこの沢を滑り降りることが出来れば良いのですが、いづれにせよ急斜面からになりますので、それなりのスキー技術が要求されるところだと思います。
この沢部分の登り下りがうまく行くと、あとはそれほどきついところはありません。但し視界不良時には山頂への広い尾根へは入りこまないのが懸命です。

コースタイム(含休憩時間)
登山口 07:55  冷水小屋 09:20-09:35  山頂 11:10-12:10
冷水小屋 12:40-12:50  登山口 13:10

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