さて翌日、おっさんとおばさんは様似山道散策へ出かけました。
幌満川沿いの東口から入るのですが、入林ポストには熊目撃情報なるポスターが張ってあるではありませんかぁぁ〜〜
「熊が怖くて山へ行けるかぁ〜〜」なんてとても大声では言えない二人は、言葉少なに山道へ入ったのです。
沢沿いの路には「ニリンソウ」がびっしりと敷き詰められ、沢を挟んだ両斜面には「エゾオオサクラソウ」の群落がその鮮やかなピンクの化粧で咲き乱れていたのです。
「あっ、あれあれっ、、、あそこにも、あそこにもぉぉ〜〜〜きれいぃぃ〜〜」そして清楚な姿で咲き誇る「オオバナノエンレイソウ」、あたりには沢の水音がメロデイーのように流れ、それはそれはしっとりとして良いのですが、
何故か落ち着かぬ二人は、鈴を鳴らし笛を吹き、約2時間、無事を喜びつつ??帰路についたのでした。でも機会があったら今度はゆっくりと歩いてみたい山道でしたね、、、、、、以上、熊が怖いおっさん&おばさんの登山ものがたりでした。
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