12時20分下山開始です。滑りやすい火山れきの急斜面は慎重に、ゆっくりと通過〜〜ふーーっ、全員転びませんでした!
分岐で「沓形コース」を下りるkoyaさんと別れ、そのまま9合目を目指します。北稜を境にするかのように、真っ白い雲海が西方向を包み込んでいます。
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9合目へ向かう
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13時05分9合目へ(トイレブースあり)、ここからはハイマツやかん木のトンネルをくぐり抜け、13時30分、山小屋へ(トイレブースあり)、13時50分長官山へ到着です。
振りかえると利尻山の山頂が美しく聳えたって見えます。
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利尻山(長官山より)
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さてさて、ここからの下りは実に単調なものでした。とにかく下るだけ、見とおしもあまりきかず、ただただ下るだけ、、、
どんどんとなだらかな斜面となり、あーーー長い長い緩やかなくだりに飽き飽きしたころに、人の声が、、、あーーー遂に3合目到着です、16時07分!
「甘露泉」の冷たく甘い涌き水で咽喉を潤し、koyaさんの待つ駐車場まで560mの舗装道路を歩き始めたのでした。
最高の天気と展望に恵まれた利尻山、特に「沓形コース」の絶景と厳しさを思う存分堪能した念願の利尻山行は終ったのでした。
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翌日、午前11時、フェリーにはテープが投げ込まれ若者がギターをかき鳴らしながら大声で吉田拓郎の「落陽」を歌っていました、、、別れを惜しんでいました、、、手をいっぱい振っていました・・・「元気でねーーー、さようならーーー」
フェリーが静かに岩壁を離れテープがちぎれ去った時、そっと小雨が降り出したのでした。素晴らしい思い出をいっぱい、、、ありがとーーーう、、、利尻山!!!
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鴛泊港を後にして
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コースタイム(含休憩時間)
登り「沓形コース」
登山道入口 06:20 避難小屋 07:35 三眺山 09:45 分岐 10:58
山頂 11:20 【登り 5時間】
下り「鴛泊コース」
山頂 12:20 分岐 12:35 長官山 13:50 5合目 15:10
3合目 16:07 【下り 3時間47分】
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